AI用語集・ディープラーニングの応用例

エッジAIとは

えっじエーアイedge AI

別名:エッジインテリジェンス、オンデバイスAI

  • シラバス 技術34
  • ◯×チェック3問
  • 練習問題5問

最終更新日:作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未出典

1行定義

エッジAIとは、学習済みのAIモデルをスマートフォンやカメラ、工場の機器など、データが生まれる現場に近い端末で動かし、その場で推論する仕組みのことです。

くわしく

エッジAIは、AIの推論を、クラウドのデータセンターではなく、データが生まれる現場に近い端末で行う仕組みです。エッジとは「端」のことで、ネットワークの末端にあるスマートフォン、監視カメラ、自動車、工場の機械、IoT機器などを指します。

クラウドでの推論との違い

クラウドで推論する場合、端末はデータをインターネット経由でサーバーに送り、結果を受け取ります。エッジAIでは、端末の中のモデルがその場で答えを出します。これにより、次の利点が生まれます。

  • 遅延が小さい:通信の往復を待たないため、自動運転や製造ラインの異常検知のように、すぐに判断が必要な処理に向きます。
  • 通信量を減らせる:映像などの大きなデータを送らず、結果だけを送れば済みます。
  • プライバシーを守りやすい:人の顔が映った映像などを外部に出さずに処理できます。
  • 通信が途切れても動く:電波の届きにくい場所でも推論を続けられます。

課題とモデルの軽量化

一方、端末のメモリ、計算能力、電力、発熱の余裕はサーバーより限られます。そこで、大きなモデルをそのまま載せるのではなく、量子化、プルーニング、蒸留といったモデル圧縮の手法で小さくします。MobileNetのように、はじめから少ない計算量で動くよう設計されたモデルも使われます。推論を省電力で行う専用の演算回路を載せた端末もあります。

学習は大量のデータと計算を要するため、クラウドなどで行い、学習済みのモデルを端末に配る構成が一般的です。そのため、多数の端末にあるモデルを更新し、性能を見守る運用の仕組みも必要になります。

クラウドとの組み合わせ

エッジとクラウドは、どちらか一方を選ぶものとは限りません。端末で一次処理をして、集計や再学習はクラウドで行うなど、役割を分けて組み合わせる設計がよく取られます。

覚え方

「考える場所を、データの生まれる現場へ」と覚えます。

G検定での出題

出題のされ方

クラウドで推論する場合と比べた利点(低遅延、通信量の削減、プライバシー保護)と課題(計算資源の制約)、そのための量子化・プルーニング・蒸留などのモデル圧縮との結び付きが問われます。

◯×チェック

3問

次の文が正しいか、誤りかを選んでください。

  1. エッジAIでは、モデルの学習はクラウドなどの大きな計算資源で行い、学習済みのモデルを端末に配布して、推論を端末で行う構成が多い。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    学習には大量のデータと計算が必要で、端末で行うのは多くの場合困難です。端末では、配布されたモデルで推論だけを行うのが一般的です。

  2. エッジAIの端末は、インターネットにつながっていない間は推論を行えない。

    答えを見る

    答え × 誤り

    推論に使うモデルは端末の中にあるため、通信が途切れても動き続けられます。電波の届きにくい設備や、走行中の車などで使える点も利点です。

  3. スマートフォンなどには、ニューラルネットワークの推論を少ない電力で行うための専用の演算回路を搭載したものがある。

    答えを見る

    答え ◯ 正しい

    NPUなどと呼ばれる回路です。モデル圧縮によるソフトウェア側の工夫に加え、ハードウェア側でもエッジでの推論を支えています。

この用語の練習問題

5問
  1. #0208MobileNetのパラメータ数計算難易度 応用・単一選択未回答
  2. #0209モバイル向けモデルの自動設計難易度 標準・単一選択未回答
  3. #0082モデル軽量化の手法難易度 標準・単一選択未回答

ほかに2問あります。続けて解くと、すべての問題を順に出題します。

出典

作成:ウカトレ編集部(AIで作成し、別のAIが一次資料と照合)人による確認:未 最終確認日: 対応シラバス:シラバス第1.4版 技術34

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