G検定 練習問題 #0239・モデルの解釈性

Grad-CAMによるモデルの検証

ディープラーニングの応用例 › モデルの解釈性 単一選択 難易度 標準

ある部品メーカーが、CNNで部品の画像を良品と不良品に分類するモデルを作った。テストデータでの正解率は高かったが、Grad-CAMで判断根拠を可視化すると、不良品と判定した画像の多くで、部品ではなく画像の隅に写った検査台の印に強く反応していた。この結果を受けた対応として、最も適切なものを1つ選べ。

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解説

正解 A

この問題の論点:Grad-CAMによるモデルの検証

ポイント

XAIの可視化は、モデルがデータの偏りを手がかりにしていないかを確かめる手段です。正解率が高くても根拠の確認は欠かせません。

選択肢ごとの解説

  1. A

    適切 正解

    モデルが部品そのものではなく、データの偏りから生じた手がかりで判断している疑いがあります。テストデータも同じ偏りを含めば正解率は高く出るため、データの集め方を見直すことが先決です。

  2. B

    不適切

    テストデータが学習データと同じ条件で集められていれば、印を手がかりにしても正解率は高くなります。印の写らない環境で撮影する本番では、精度が大きく下がるおそれがあります。

  3. C

    不適切

    Grad-CAMが示すのは、モデルが予測に使った画像上の領域です。モデルはデータ中の相関を学んでいるだけなので、注目した対象が現実の不良の原因であるとは限りません。

  4. D

    不適切

    Grad-CAMは、学習済みモデルの判断を後から可視化する手法です。ヒートマップの値を加工しても表示が変わるだけで、モデルの予測そのものは変わりません。

試験での狙われ方

可視化の結果からデータの偏りや見かけの相関に気づき、どう対応するかを問う事例形式で問われることがあります。

参考

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