G検定 練習問題 #0146・教師あり学習

ランダムフォレストの木の本数とOOB

機械学習の概要 › 教師あり学習 単一選択 難易度 標準

ある通信会社が、契約者の利用データから解約しそうな顧客を予測するため、ランダムフォレストでモデルを作っている。チームの検討で出た意見として、最も不適切なものを1つ選べ。

正解と解説を見る

解説

正解 D

この問題の論点:ランダムフォレストの木の本数とOOB

ポイント

ランダムフォレストでは、木の本数を増やすことが過学習の原因にはなりません。OOBデータによる汎化性能の見積もりや、特徴量の重要度も使えます。

選択肢ごとの解説

  1. A

    適切

    ブートストラップサンプリングは重複を許して抽出するため、各木の学習には元データの約3分の1(約37%)が使われません。このOOB(out-of-bag)データで予測を確かめると、汎化性能を見積もれます。

  2. B

    適切

    強い特徴量が1つあると、どの木も同じ分岐から始まり、木どうしが似てしまいます。候補の特徴量を分岐ごとに絞ると木の相関が下がり、平均したときにばらつきを減らす効果が高まります。

  3. C

    適切

    各特徴量が分岐で不純度をどれだけ減らしたかを、すべての木で平均して重要度を出せます。ただし予測への寄与の目安であり、解約の原因という因果関係を示すものではありません。

  4. D

    不適切 正解

    多数の木の予測をまとめるバギングの仕組みにより、本数を増やすと汎化誤差はある値に収束します。本数の増加が原因で過学習が進むことはなく、主な代償は計算時間です。ある本数を超えると精度の改善も止まります。

試験での狙われ方

ランダムフォレストの性質を、ブースティングや1本の決定木の性質とすり替えた選択肢で問う形が考えられます。

参考

表示設定

テーマ
文字の大きさ
問題演習