G検定 練習問題 #0028・強化学習

探索と活用のバランス

機械学習の概要 › 強化学習 単一選択 難易度 標準

あるニュースアプリの運営会社は、トップ画面に表示する見出しの候補を5案用意した。配信を続けながらクリック率が最も高い案を見つけ、その案をなるべく多く表示したい。この課題への取り組み方に関する説明として、最も不適切なものを1つ選べ。

正解と解説を見る

解説

正解 D

この問題の論点:探索と活用のバランス

ポイント

バンディットアルゴリズムでは、情報を集める探索と、よい案を使う活用の釣り合いが要点です。探索をやめると最良の案を見落とすおそれがあります。

選択肢ごとの解説

  1. A

    適切

    複数の選択肢から1つを選び、その結果(クリックの有無)だけを報酬として受け取る状況は、多腕バンディット問題の典型です。状態の遷移を考えない、強化学習の簡単な形に当たります。

  2. B

    適切

    確率εの探索でほかの案の情報を集め、残りの確率でよい案を活用します。εが大きいと探索に偏り、小さいとよい案を見落としやすくなります。

  3. C

    適切

    UCB方策は、試した回数が少なく評価が不確かな案を優先して試します。不確かさを数値で見積もって探索を割り当てるため、ε-greedy方策のように無作為には選びません。

  4. D

    不適切 正解

    1回ずつの表示では偶然の影響が大きく、本当によい案を見落とすおそれがあります。以後は探索をまったくしないため、誤った判断を修正できず、探索と活用の釣り合いが欠けています。

試験での狙われ方

ε-greedy方策とUCB方策の選び方の違いや、探索と活用のトレードオフを、広告やレコメンドの場面で問う形が典型です。

表示設定

テーマ
文字の大きさ
問題演習