画像分類に用いられるモデルに関する説明として、最も適切なものを1つ選べ。
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解説
正解 B
この問題の論点:画像分類モデルの設計の工夫
ポイント
GoogLeNetは、複数サイズの畳み込みを並列に行うInceptionモジュールで、計算量を抑えつつ多様な特徴を捉えました。
選択肢ごとの解説
- A
不適切
VGGは3×3の小さなフィルタの畳み込みを何層も重ねる設計です。小さなフィルタを重ねると、同じ受容野をより少ないパラメータで得られます。11×11の大きなフィルタはAlexNetの最初の層で使われました。
- B
適切 正解
Inceptionモジュールは1×1・3×3・5×5の畳み込みとプーリングを並列に行い、出力をチャネル方向に結合します。1×1畳み込みでチャネル数を減らして計算量を抑えています。ILSVRC2014の分類部門で優勝しました。
- C
不適切
EfficientNetは、深さ(層の数)・幅(チャネル数)・入力画像の解像度の3つを、1つの係数でバランスよく同時に拡大します(複合スケーリング)。少ないパラメータ数で高い精度を達成しました。
- D
不適切
Vision Transformerは、画像を16×16画素などの小さなパッチに分割し、各パッチを1つのトークンとして扱います。画素単位では系列が長くなり過ぎ、Self-Attentionの計算量が膨大になります。
試験での狙われ方
モデル名と設計上の工夫(小さなフィルタ、並列化、複合スケーリング、パッチ分割)の対応を問う形が見られます。
参考
- G検定 試験出題範囲(シラバス2024)第1.4版 (技術分野 項目26 画像認識)
- Szegedy et al., Going Deeper with Convolutions (2014)
- Simonyan, Zisserman, Very Deep Convolutional Networks for Large-Scale Image Recognition (2014)
- Tan, Le, EfficientNet: Rethinking Model Scaling for Convolutional Neural Networks (2019)
- Dosovitskiy et al., An Image is Worth 16x16 Words: Transformers for Image Recognition at Scale (2020)